第11号 法政大学デザイン工学部都市環境デザイン工学科同窓会報を4回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.
土木同窓会創立50周年記念大会に集まろう‼
法政大学土木同窓会会長 梅園輝彦
卒業生同士が“法土会”の呼び名で親しんできた法政大学工学部土木工学科同窓会は、麻布校舎時代の1959年(昭和34年)10月に発足し、本年秋に設立後50周年を迎えます。
半世紀に亘る法土会組織には卒業生5,350名が登録され、同窓会メンバーは世界各地で活躍し、会得した知識や経験を母校や友人、後輩に伝達し、法土会の歴史と校友の輪を作ってきました。こうした多くの卒業生に支えられてきた法土会では、創立50周年の記念事業として教室との共同による「地域への奉仕活動」と、法土会主催の「土木同窓会創立50周年記念大会」を企画しました。本紙では法土会新メンバーの紹介を行い、次に本年5月に無事終えることが出来た「市ヶ谷地域への奉仕活動」を報告し、続いて皆さんに是非出席いただきたい「50周年記念大会」について説明します。
○法土会新会員は「都市環境デザイン工学科」の卒業生
法土会の〔目的〕は、「本会は、会員相互の親睦を図り、会員と法政大学デザイン工学部都市環境デザイン工学科(旧名称:工学部土木工学科)との関係を密接にし、その発展に寄与する事を目的とする」と会則第3条に記すように、大学との絆を最も重要視するものです。近年多くの大学で学部・学科の名称改変が行われていますが、法政大学では2004 年4月より「土木工学科」は「都市環境デザイン工学科」と名称を変更し、更に工学部の大改組に順次取り組み、2007年4月より都市環境デザイン工学科(旧土木工学科)、建築学科、システムデザイン学科の3学科から構成される「デザイン工学部」が市ヶ谷田町校舎でスタートしました。2005年3月には都市環境デザイン工学科へと学科名称変更後初の卒業生が大学院や社会に巣立ち、今年の春2009年3月までに延べ570名の学生が都市環境デザイン工学科を卒業し、法土会組織の1割を占める卒業生数になりました。次代の法土会発展に寄与する事を期待します。
○市ヶ谷地域での奉仕活動(清掃活動)が無事終了
50周年記念事業の一つである「地域への奉仕活動」として、外濠周辺の清掃活動を都市環境デザイン工学科と共同で本年5月23日(土)午前実施致しました。法土会メンバーの多くは小金井校舎で学び、市ヶ谷校舎とは縁遠いのですが、都市環境デザイン工学科が2年前より小金井校舎と市ヶ谷田町校舎との併用使用を始めたことを機に、同窓会として市ヶ谷地域との友好のため清掃活動を行いました。
市ヶ谷地域での清掃活動は企画から実施まで半年掛けて準備しました。吉田保副会長(日本工営㈱)、山口明副会長(東京都知事本局)が企画立案の中心となり、清掃活動の実施計画は野口博章理事(東電設計(株))が中心となり行いました。この間、大学並びに学科との調整作業、および授業日外の奉仕活動への学生参加呼びかけと清掃備品の準備等々は、宮下清栄理事(都市環境デザイン工学科准教授)が担当しました。清掃日当日は晴天に恵まれ、OB・学生・教員の総勢64名が一団となり同時スタートした清掃活動は、役務分担・安心安全への配慮・後片付け等、土木技術者集団ならではの奉仕活動であったと感心しています。
清掃後、市ヶ谷田町校舎地下食堂に移動し、学生との親睦を図りました。教室主任の満木泰郎教授、草深守人教授にも参加頂き、出席の全学生より一言ずつ自己紹介や清掃奉仕の感想を聞かせてもらいました。その後、官庁、コンサルタント、建設会社等について所属OBを輪にし、学生たちとの質疑が閉会まで続きました。
「土木同窓会創立50周年記念大会」のご案内
創立50周年の記念大会は、恩師や現役の先生方並びに同窓の仲間たちと再会し、出席者全員がしばしの時間を楽しく過ごしていただける祝賀会となるよう企画しています。
記念大会の会場に入れば、卒業1年生から50年生まで学生時代を想い出して頂くため、神宮球場で“ホオセイ!”をリードしている現役の応援団とチアガールが出席する予定です。また、学生時代から今日まで、六大学のハワイアンバンド競演(中高年の部)に出演のグループ(チーフ土木工学科卒)に、記念大会での演奏をお願いしています。
記念大会のご案内は、大会実行委員会より全員には届いていませんので、同窓の友人知人に是非声を掛けて下さい。また、奥様の同伴は大歓迎ですので記念大会実行委員会までご連絡下さい。