昨年11月に開催されました会長推薦委員会(各学科同窓会長9名)に於いて選任され、その後の相談役会議(同窓会長経験者)に諮問を経て、第141回理事会で承認されました。
理系同窓会発足の経緯については、平成19 年4月、工学部よりデザイン工学部が分離され、新たに市ケ谷校舎でスタートし、更に平成20年4月には理工学部、生命科学部が新設され工学部の募集が停止されました。
新設学部の最初の卒業生は平成23年と平成 24年3月になることから、工学部同窓会の改組再編が余儀なくされました。
これを受け、「工学部同窓会将来構想検討委員会」が平成20年3月阿部委員長のもと発足致しました。同窓会名称、会則、組織、財務等について検討が重ねられ、平成22年12月理事会に於いて再確認がなされ、平成23年4月より「理系同窓会」として新たな船出をすることとなりました。 理系同窓会は、理工学部、デザイン工学部、生命科学部、情報学部の各学科同窓会と地域同窓会で構成されます。旧工学部同窓会に所属しておりました経営同窓会、システム制御同窓会については、継承学科がないことから、現況のまま加わることになりました。また、情報科学部系、生命科学系のそれぞれの学科同窓会についてはまだ設立されておりませんので、今後設立準備に向け協力していきたいと考えております。
4月からのスタートとなりますが。課題は山積しております。理系同窓会発足に関する行事、工学部同窓会終了に伴う行事(創立45 周年行事)等がありますが、新たな体制を構築する全員の知恵を出し合って、対応していきたいと思いますので、皆様のご協力を是非お願いいたします。 理系同窓会として進めていく上で、工学部同窓会の設立の基本理念を踏襲し、新たな発展を目指したいと思います。それには、若い人たちの参加が必要不可欠です。私も20数年同窓会運営に関わってきましたが、若年層の参加が芳しくない状況が続いており、今回の「新組織」発足では、新しい学部・学科の同窓会が加わることで、必然的に若手の参加が見込まれ、旧工学部系同窓会もこれを機に、活性化促進の相乗効果を期待しております。
理系同窓会の皆様は、広範な分野でご活躍されていると思われますが、皆さんの絆、ネットワークはまだまだではないでしょうか?また世代間の絆もか細いものと感じております。 新しい同窓会は、全世代、全員参加型を目指したいと考えておりますので、卒業生の皆様はもとより学校関係者の方々のご指導、ご協力をお願い申し上げ、就任のご挨拶とさせていただきます。