第39号 法友工体連会報を4回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.
陸上競技部創立50周年記念祝賀会
本年6月1日、工体連陸上競技部は昭和41年6月の創立以来50 周年を迎えました。これを記念して、去る6 月4 日(土)、小金井キャンパス管理棟3階(スエヒロ食堂)において、「50 周年の集い」(記念祝賀会)を、工体連OB 会長 松尾秀文様他多数のご来賓のご臨席の下、華やかに開催できました。
OB・OG の参加、約60 名、現役部員約40 名が加わり、15:00 から開会となりました。
まず、初代陸上競技部OB 会長 小畑修孝より開会の挨拶を、続いて現 陸上競技部長 新井和吉教授からご出席の感謝を申し上げました。松尾工体連OB 会長からはご祝辞を頂戴し、乾杯の後、開宴・懇談となりました。
懇談の半ば、卒業数年のOB 達が苦心して作成した陸上競技部の歴史を辿るスライド上映があり、当時を懐かしく思い出すことができました。続いて、工学部記録が発表され、創立直後の記録が破られていない種目もあることに驚きました。
さらに、OG の一人が取り組んでいる「ハワイアンダンス」のアトラクション(全員で7 名)があり、飛入り参加募集の「その場レッスン」もあって、ハワイアンダンスの魅力を感じることができました。
最後に、少林寺拳法部OB 松本俊一様からエール・校歌斉唱をリードいただき、管理棟外部での記念撮影を行って、18:00 過ぎお開きとなりました。各OB から、「出席して良かった」という感想をもらうことができ、実行委員一同も準備段階での苦労を忘れることができた一日でした。
文責 陸上競技部OB 会事務局 小松健太郎’71
リオ・オリンピックの感動から気づいたこと
工体連会長 渡部 靖夫(生命科学部)
私は、本年(平成28 年)4 月より、彌冨先生の後任として工体連会長を務めさせていただいております。皆様には、日頃から本学工体連各部の活動に対し格別のご支援・ご協力を賜り誠にありがとうございます。この場をお借りして心よりのお礼を申し上げます。去る6 月18 日には、OB・現役の懇親会(工体連)にお招きいただき、皆様と親しく交流し、大いに楽しませてもらいましたが、本当に心温まる集いでした。
さてこの夏、多くの皆さんがリオ・オリンピックでの日本選手たちの活躍に心踊らされたことでしょう。私も毎朝眠い目をこすりながら、茶の間でテレビ観戦をし、熱い声援を送りました。多くの若者たちが、汗まみれで真剣に競技に取り組む姿は、誠に感動的でしたね。実はこうした中、私には、ひとつ気づかされたことがあります。それは、オリンピックに出場して活躍する多くの若者たちが、大学スポーツで鍛えられ、その成果を発揮していた、という事実です。テレビ等で見ていると、選手たちの練習風景は必ずと言って良いほど大学体育館等の施設ですし、多くの指導者が大学監督の方々です。おそらく大学スポーツなくしては今回の日本選手たちの活躍はなかった、と言って過言ではないかもしれません。また一方で、日々「ゆとり世代」の若者たちに悩まされている大学教員の立場から正直に申し上げると、目を輝かせ真剣な表情をしたあの選手たちは、まるで別世界の生き物のようであり、スポーツが、あのように若者を育てる力があることを、私たちに大いに見せつけてくれました。とりわけ理系学部生にとって、スポーツ活動は極めて重要であると思いますが、このことについては、別途機会があれば是非述べさせていただきます。
以上、いささか大げさな言い方になってしまいましたけれども、こうした大学のスポーツ活動を日頃から支えていただいている皆様には、何とお礼を申し上げて良いかわかりません。皆様の力添えあっての今日の隆盛かと思いますし、時代は変わっても(大学スポーツを取り巻く情勢にはなかなか厳しいものがございますが)、ますます皆様のご支援が大切になってくるに違いありません。何卒よろしくお願い申し上げます。