第45号 法友工体連会報を4回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.
東京箱根間大学駅伝と私
機械工学科75年卒 少林寺拳法部4期 鶴田信幸
自宅が横浜市鶴見区なので正月の箱根駅伝で法政が出場する年は、殆ど毎回帰路の鶴見中継所の“ 特別席” で応援と写真撮影に行っています。街頭で応援・見物されている人も多いと思いますが、中継所での応援は格別です。特に「繰上げスタート」は見ている者にも辛い思いがあります。私はいつも「待ってやれよ!」と叫んでいます(帰路鶴見での繰上げ率は70%です)。工体連の皆さん、是非応援に来て下さい。ここで箱根駅伝の「繰上げスタート」に関するクイズを3問。
Q1. 繰上げスタートが行われる条件は?繰上げタスキは何色?
Q2. 繰上げスタートでも大会本部が用意した「繰上げタスキ」ではなく、自分の大学のタスキを使用する事が認められている区間が2区あります。それはどの区間でしょうか?
Q3. あと数秒、数メートルでタスキが繋がるシーンを何度も見ました。繰上げスタート指示に従わず少し待ちタスキを受取る、又は後に下がりタスキを受取る、は出来るでしょうか?
以下回答です。
A1. 往路:(1)2区〜3区(鶴見〜戸塚)でトップとの差が10 分以上(2)4区〜5区(平塚〜小田原)でトップとの差が15 分以上(3)最後の5区を走り終えトップとの差が10 分以上→「復路一斉スタート」はトップから10 分遅れのスタートです。復路:全中継所でトップとの差が20 分以上。タスキの色:TV では「白タスキ」と言っていますが、実際は“ 白と黄色のストライプ”です。関東学生連合の真っ白なタスキと間違わないようにです。
A2. 往路最後の5区と復路最後の10 区です。最後は自分の大学のタスキでゴールしたい、という大会本部の配慮なのでしょう。まず繰上げスタート時点は「繰上げタスキ」を使用、スタート地点の少し先で待つ自分の大学関係者からタスキを受取り、「繰上げタスキ」と交換しなければなりません。その間、数秒のタイムロスとなるので、私は今までそのシーンを見たことはありませんが。
A3. 何れも出来ません。駅伝競走規準には次の条項があります。(1)繰上げスタートを通告されているにも関らずスタートしない場合は失格、(2)タスキの受渡しは中継線から進行方向20 mの間に手渡しで行う。中継線手前からタスキを 投げ渡してはならない、(3)タスキを受取る走者は、前走者の区域(中継線の手前の走路)に入ってはならない。→ そこで私が考えたのですが、繰上げスタートして20m 以内の地点で“ わざと転ぶ”、そして後続の選手の到着を待って自分の大学のタスキを受け取る。これなら駅伝競走規準の何れにも反しません。いかがでしょうか?(笑)
工体連委員長挨拶
平素より、工体連の活動にご支援、ご協力いただき誠にありがとうございます。本年度、第54 代工体連委員長を務めております。澤登芳秋と申します。
私は、これからの工体連を考えたとき、現役とOB・OG の関係はと ても重要であると日頃より考えています。世間では、年配の方が「今の若者は、これだから…」、若い方が「上の人たちは面倒くさい」と感じているという話を聞くこともありますが、これは対話の欠如による思い込みが多分にあるのではないでしょうか。工体連には、両者が対話する場があります。思い込みがなく、単なる上下関係ではない組織になっていくことを願っています。これからもご支援、ご協力よろしくお願いいたします。
■第54 期工体連役員
委員長 澤登芳秋 (陸上)
副委員 長村上大晟(水泳)
総務部 長新井駿太(硬式野球)
会計部 長泉水一希(硬式庭球)
書記部 長千代紘之(アルティメット)
企画部 長薮内舜陽(ボクシング)
工体連新入生歓迎会・各部新入部員状況
今年の工体連新歓は運営上大きな変更点はありませんでしたが、昨年の飲酒廃止と授業時間変更に伴うイベント時間短縮という大きな変更点は引継ぎ、行いました。
参加は約90 人で想定よりも多く、昨年同様食堂の半分を埋める程で、大変盛上りました。また今年は小金井学生センター長の田村信幸様、学生生活課から鈴木聡大様、学務課から西野俊平様、秋山茉以様、文化連合、技術連盟、企画実行委員会の各代表にも来賓としてご参加いただきました。乾杯し、しばらく歓談した後に毎年恒例の一平ソバ早食い大会とアームレスリング大会を行いました。一平ソバ早食いでは学務課から秋山様、また、毎年工体連新歓のイベントを盛上げ、今年5月で小金井学生生活課から移動となった鈴木様にもサプライズでご参加いただきました。結果は1位陸上部、2位水泳部、3位ラグビー部でした。アームレスリングでは学生生活課鈴木様、学務課西野様にもご参加いただきました。結果は1位水泳部、2位陸上部、3位スキー部で、そして最後にエールと校歌斉唱を空手部に仕切っていただき、本年度工体連新歓の最後を飾りました。